失敗がなければ、仕事は成立しない。〜大切にしたい”我慢する”という行為〜
諸葛孔明が子孫のために残した家訓に
次のような一節があるといいます。
優れた人は
静かに身を修め徳を養う 。
無欲でなければ 、
志は立たず 、
穏やかでなければ道は遠い 。
学ぶことで才能は開花する。
志がなければ、学問は成立しない。
僕の大切にしていることとして、
環境に不満を言わない。
ということを大切にしています。
皆不満を抱えながら生きています。
ただ、不満を言っても何も解決しません。
過去のことを嘆いても何も変わらない。
僕の尊敬する人は、環境に不満を言わず、黙々とやり続ける人です。
職場にはイヤなヤツがいる。
仕事をしていて常に考えるのですが、
自分と相性が悪い人や、能力的に疑問符がつく人がいます。
そんな人が、忙しいときに自分の仕事に難癖をつけてくる。不満を言ってくる。
さて、どうしようか。
『腕試だ』
という思考を僕は大切にしています。
以前の僕は、
『クソ忙しい時に、そんなコトきにしてんじゃねぇよ。』
と思っていましたが、
そうすると、余計なストレスを抱え、
仕事の効率が悪くなってしまう。
それだったら、
どう上手く関係を作り、
次の仕事に生かすか?
ミスをしないようにするか?
そういったことを少しづつ考えられるようになりました。
志は常に高く、しかし、まずは目の前の仕事に対して、最高のパフォーマンスを出せているかを常に自分自身に問いかけつづけなければ、ならないのです。
若いうちに学ぶべき我慢
しかし、環境に不満を言わないということは中々難しく、ストレスとも上手く付き合える器用さが必要になってきます。
職場に対する不満…
仕事内容に対する不満…
人間関係に対する不満…
自分自身の能力不足に対する不満…
あげればキリがありません。
しかし、
仕事には我慢を覚えにいく。
と考えれば、納得が行きます。
僕は、高校時代はスゴく田舎に住んでいました。
学校までは徒歩1時間…
コンビニもない…
高校生が楽しめるような娯楽施設もない…
それが当たり前だったから、
長い距離を歩くことに対しては全く抵抗がないし、
タバコや、ギャンブル、酒といったものに走らない自分が形成されたのは
高校時代の我慢があったからです。
人間関係が上手くいかないストレスを抱えているのであれば、
少しづつでも、自分と向き合い、解決を図るべきです。
そこから、どういう関係をつくり、
どういう距離感でイヤなヤツと向き合いながら、良い結果を生み出していくか?
その事はいつの時代でもついてまわります。
だからこそ、今、我慢することを覚え、
耐性をつけることも必要なのです。
不満を言いたくなったときこそ、自分自身の考え方、能力を鍛えるチャンスである。
ピンチの後にチャンスあり。
これは、野球では有名な格言ですが、
人生においても、一緒だと思います。
ピンチを乗り越えられたからそのこそ、
チームが一丸となるし、
今までの練習が間違っていなかったことが証明される。
逆に、ピンチからたくさん点を相手に与えてしまったら、
傾向と対策をとることができます。
・ピンチを与えてしまったそもそもの原因は何か?
・なぜピンチを乗り越えられなかったのか?
・次同じような、ピンチとなった際、
どのように取り組むか?注意すべき点は何か?
ピンチと向き合うことが、次の自分自身の成長につながるのです。
ピンチをチャンスに変えるのも、
辛い経験で終えるのも100%自分自身です。
自分の失敗から得た学びは強烈に残り、
今後の人生の糧となります。
そうすると、自分の周りには成長のチャンスに溢れているのではないでしょうか。
失敗を恐れない。
失敗から学ぶ。
失敗を成長と捉える。
そのためにも、
我慢することを大切にし、
前向きに捉えていきたいですね。
有るを尽くす
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