『察してほしい。』僕の文章には、そんな思いが込められていた。
『お前の文章ってわかりづらいんだよね。』
上司から面談で言われた一言が、
ずっと心から離れませんでした。
何で伝わらないのか?
僕自身の感覚だと、
報告するべき内容が、
そんなにおかしいわけじゃないし、
逸脱したものを書いてるわけでもない。
でも、
自分が出した報告書には、
必ず上司の赤ペンが入ったり、
『これ、どういう意味?』
といった質問が必ずありました。
どうしたら上手く、
正確につたわるんだろう?
そんなとき、上司からこんな言葉をかけられました。
『相手に、これは言わなくても伝わるだろう。みたいな気持ちが入ってない?』
上司から指摘されたとき、
一緒に現場で働いてるのに、
なんでわからないの?
現場にいれば、簡単に想像できるじゃん。
と自分は考えていましたが、
クライアントさんは現場にいないし、
上司も他の仕事があります。
十分に現場に関わることができないこともあります。
それなのに、
自分は自分の視点だけにこだわった、報告をおこなっていました。
察してくれ、というのは無理。
分かってほしいのであれば、
しつこいくらいに書くべきでした。
自分の伝えたいことは、口に出してハッキリ伝えるべき。
察してほしいという気持ちがあった自分は思ったことを口に出すのは苦手だし、
これでいいのか?
と疑問を持ちながら、仕事を進めた場面もありました。
しかし、口に出すことで、人から助け舟がでたり、
『これこれ!自分が伝えたいことってこれだよ!』
という気持ちになることもありました。
だから、
『察してほしい』って気持ちを
持つんじゃくて、
思い切って『口に出す』ほうが、
自分のためにも、いいのではないか?
と思います。
有るを尽くす
関連記事