仕事が思い通りにいかないあなたへ〜人の目を気にせずに頼ってみたら?〜
『遅すぎだぞ!』
仕事が終わり帰宅するとき、部長へ挨拶に行き、帰ろうとしました。
その時にかけられた言葉です。
自分でも作業が人一倍遅いのはわかっているんです。
でも何でこんなに遅くなるのか、自分でもわかりませんでした。
作業を行う中で、昨日に比べて順調に行ったところもありました。でも、作業工程通りにやっても、思っていたものと違うデータが反映されたり、作業工程を思い出せずに時間がかかってしまいました。
”僕に足りなかったのは、人に相談すること”
作業が分からないとき、煮詰まったとき、自分は人に相談することができませんでした。
『この作業工程は、この順番で大丈夫ですかね?』
『このデータは、ここから反映させるんですかね?』
思えば、職場の人達は、自分を心配してくれて、『大丈夫?』『なんとかなりそう?』って言ってもらえています。
でも、自分は人に頼ることができない。
人に頼るってなんか、自分の心に引っかかるんです。
自分の力でやりきりたい、自分の経験でなんとかしたい…
そう感じるんです。
”でも現実は違う、他の人を頼ったほうが、仕事は早く終わる”
自分でやりきりたいって思うと、時間がかかります。わかっている人に教えてもらえば、その分早く終わります。
そうすれば、次の仕事が落ちてきます。
自分みたいに、なんでもかんでもやりきろうとすると、職場内だけでしか通用しないスキルしか身につかない。
その職場を離れれば、また、1から作業を教えてもらい、覚えて…の繰り返しです。
こんな感じでした…新卒1年目の自分は。だから、職場の人と信頼関係が築けているな、と感じる場面はほんの僅かでした。
”自分が他人より劣っているんじゃない、自分に足りないのは人に頼ること、甘えることができないんだ”
僕に足りない力ってつまるところ、こんなところかな、と。
両親が厳しいこともあり、
人に頼るってこと=悪い
って思っていました。
でも、仕事で人に頼ることは、悪いことじゃない。誰だって頼りにされないし、
頼りにされると嬉しいんです。
だから、明日は色んな人を頼ろう。
有るを尽くす