教育とは何か?を語ってみる。〜ベンチャー起業論で得た僕の学び〜
『この勉強は何のためにやるんだろう?』
”自分の人生の経営者となる”
自分が苦しかった時代の一つである、
大学受験の勉強をしている時、
いつも考えていたことです。
ある日、
自分は学校の教師に質問します。
『なんでこの勉強をするんですか?』
そう言うと、教師はこう答えました。
『いいから、黙って、何も考えずにやればいいんだよ。』
なんかおかしくないか?
その時、僕はそんなことを考えます。
みんなと一緒に勉強をする意味だったり、みんなが同じ制服を着ることだったり、
みんなと同じにやらないことが悪であるという雰囲気が漂っていました。
(みんなが口には出さないけど、なんか変だし、違和感がある)
大学時代の1番の学び
大学3年生まで、この違和感を抱えながらも、みんながやってるし…という理由で、みんなと同じように授業を聞き、みんなと同じように就職活動もしました。
しかし、
大学4年生の時に
単位がテストなしでとれる。
という夢のような授業がありました。
その授業が僕の人生を変える大きなキッカケとなったのです。
キッカケとなったベンチャー起業論
この授業は、毎週金曜日に企業の社長さんや、映画監督、経営コンサルタント等多業種がこられ、講義をしてくれます。
また、企業へのインターンシップを行い、学生が企業の問題を発見し、改善案を提案するというもの。
今まで、センター試験等に代表される○×で判断されない教育を受けていた自分にはとても新鮮で、面白く、楽しいことしかありませんでした。
そして、
『勉強って楽しいんだ。』
『もっと知りたい。学びたい。』
という気持ちが自然と芽生えたのです。
このBlogにも繰り返し書いている、
『目標、ゴールから考えること』
『時間を大切にすること』
『感謝すること』
はこの授業で、多くの経営者の方が繰り返し仰られていたことです。
教育とは”考え方”を身につけさせること。
教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたその後に残っているものだ。
これは、アインシュタインの言葉ですが、
僕は、大学で”考え方”を学びました。
たくさんの経営者の方にお会いできて、
たくさんの刺激をもらうことができました。
その過程で、
やりたいこと等特になく、のほほんと毎日を過ごしていた自分が変わっていきました。
僕は、会社の社長さんのように、何百億の金を生み出すこともできません。
会社の社長さん達から、その稼ぎ方を習った訳ではありません。
しかし、
この授業を通して、
テクニックや、ノウハウ等ではない、
考え方を教えて貰いました。
学校の授業のような、
解き方を教えてもらうのではなく、
体育会系のような
ああしろ、こうしろ、と言われるものではない、
自分で考えて、失敗しても、もう一度チャレンジすることの大切さや、工夫することを自らやってみることで学びました。
”考え方”というのは、
例え、身体が動かなくなっても、考え方を失うことはありません。
これが教育というものなんだ、と思います。
”自分の人生の経営者となる”
という考え方
自分の中で、学生から、社会人となり、
強く意識していることがあります。
それは、
”自分の人生を切り開くのは紛れもなく自分自身であること”
です。
以前の僕は、世間体や、家族や周りの目を気にして、周りが喜ぶような進路選択をしてきました。
しかし、
自分は何がやりたいのか?
どういう人生を送りたいのか?
自分にとっての幸せとは何なのか?
を考え、
”そのために今何をすべきか?”
”今、全力のパフォーマンスを出せているか?”
を考えるようになりました。
自分自身を助けるのは、大学でも、会社でもない。勿論、親や友達でもない。
自分自身を助けるのは、紛れもなく
自分自身です。
そのために、
”今”を全力で生きたいと思います。
有るを尽くす
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