『なんとなく、やる気がでない。』そんな時は、この言葉を呟けばいい。
『仕事が落ちてこねぇ。』
『何をやってるんだ、オレは?』
『こんなはずじゃない。』
社会人一年目の自分は、常にそのことばかり考えていました。
こんなハズじゃない。
達成感もなく、自分が成長している実感もない。
『何もしないより、何かをしているほうがいい。』
というのが、僕の考えだけど、この時は違いました。
ただ辛かった。
お金を頂けるのは嬉しいことだったけど、ただ、それだけ。
お金をもらえるだけ。
『人から認められたい。』
自己顕示欲の強い自分は、目立つことができないまま、イライラとした毎日をすごしていました。
そんな時、意外な仕事が舞い込んでくる
そして、今の部署に来ても、そんな日が続くのかな?と正直、不安な気持ちがありました。
しかも、苦手な事務作業。
苦痛な毎日になるかも、と覚悟していました。
ただ、最初に依頼されたExcelの作業を丁寧にやりました。
・見やすいフォーマットにできないか?
・数式を変えるだけで、楽に作業できないか?
・効率的にやるには、どうしたらいいか?
時間を忘れるくらい没頭していました。
ちょうど、部署としても、配属後落とし込みの時間も確保できない状態だったため、何も言われませんでした。
本来なら、細々とした作業(雑用)を行ってほしいと声をかけられるのですが、
時間を見つけては、Excelフォーマットを作り、時間をかけて完成させました。
次の仕事の依頼がきた!
そのExcelの作業があまりにも時間をかけたのを、見てくれたのか、他にはこいつに仕事を振らないと判定されたのかはわかりませんが、僕にとってキャパオーバーな仕事の依頼がきました。
『マクロできますか?』
というものでした。
『できます!』と即答!
即答でした。0.1秒で反応しました。
ちなみに、僕は最近Excelにハマり、
マクロ?そんな便利なモンがあったのか?と知ったレベルです。
だけどその時は、体が反応してしまったとしか言いようがありませんでした。
僕の中にあったのは、
『褒められたい』
『認められたい』
『人の役に立ちたい』
という気持ちだけでした。
大きなチャンスだと、直感的に感じたのももちろんだけど、『認められたい』って気持ちが上回りました。
『あとには、引けない。』
ただ、今までにない責任感があります。
ただ、絶対にできる!
という根拠のない自信もあります。
その時思ったのです。
『やる気がでないんなら、他の人から無理やり貰えばいいんだ』と。
僕よりExcelに詳しい人なんてたくさんいます。
他にも仕事がある。
そんな中で、僕に任せてくれた。
僕はそう解釈しています。(なんでも、都合よく考えるのが、僕のクセですので…。)
もうあとには引けません。
何が何でもこの仕事をやりきり、
人の役に立つ。
この気持ちは常に持ち続けたいと思います。
有るを尽くす
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