凡事徹底4日目〜手を広げない、ということが僕のやり方〜
『器用な人はいいなあ』
不器用な自分は、器用な人はなんて羨ましいんだろう。
かつての自分は常にそのことを考えていました。
大学受験での経験
僕は大学時代、国公立大学を目指していました。
高校がど田舎だったこともあり、
国立大学にいこうものなら、
その人は英雄のような扱いをされました。
僕も、そんな人になりたいと思って勉強したことがきっかけでした。
しかし、国立大学に受かるためには、
センター試験で5教科7科目を受けなければなりません。
日本史がズバ抜けてよかったことに比べ、他の教科がてんでダメだったのその弱点教科に多くの時間を割かないといけない状況にありました。
しかし、苦手な教科を勉強するのは、苦痛以外の何ものでもありません。
次第に僕は勉強をサボるようになりました。
私立大学を志す
5教科7科目の勉強についていけなかった自分がどうすれば有名大学に入れるか?
色々調べてみると、私立大学は3科目で受験できることも知りました。
しかも、得意な日本史が科目にある!
これを活かさない手はない!
と考えます。
これを知ったのが、11月下旬。
センター試験一ヶ月前のことです。
そこからは、受験科目である国語、英語、日本史に勉強に時間をさきました。
特に時間を割いたのは英語です。
最初の頃は、センター模試の問題が全て解けず、5割も取れませんでした。
しかし、受験勉強の8割を英語に割きます。
特に、英文法には時間を割きました。
数学や理系科目の授業中も英語に向き合いました。
そうすることで、センター試験の英語は7割まで達しました。
第一志望大学は落ちましたが、福岡大学へ行き、充実した大学生活を送ることができ、今は会社員として働くことができています。
手広くやらず、一点集中でやる。
特に自分の英語が伸びたと感じたのは、
集中して、ラストスパートに取り掛かった2ヶ月間でした。
真剣に英語に向き合うことで、
苦手な英語が、好きな科目となりました。
もし、国立大学を目指し、5教科7科目の勉強をしていても、僕はどうなっていたかな?と思います。
どれも中途半端なまま終わり、身につかなかったんじゃないかと思うのです。
逆に、一点集中型の心構えで臨めば、
自分の得意なものとなり、自信を生みだすきっかけとなってきました。
野球や、サッカー、お金について、プレゼンテーションに対する自信とうよりも、人にこれだけは負けたくない、
人よりもちょっとこの分野にはうるさいんだ、こだわりがあるんだ、というものになりました。
社会人の今こそ、再認識したい一点集中で取り組む。
自分は仕事が捌けないので、平日に自分の時間を確保する、ということを常に意識しています。
しかし、1年目は、なかなか習慣として定着せず、苦い思いをしたことが多かったです。
過去の自分と同じように、色々なことに手を出しすぎていたんですね。
だからこそ、凡事徹底を毎日愚直にやり通さないといけません。
手を広げすぎず、ただ一点集中してやりぬく。
今日も必ず、やりきりたいと思います。
有るを尽くす