美しき人間の日々〜そのぬくもりに用があるBlog〜

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今、不満を持つ人へ〜もう一度考えたい『自分の役割』〜

誰かしら会社や、所属している組織に不満があると思います。

僕も、今の会社に全て満足しているか?

と聞かれると、そうじゃないですし。


ただ、自分は有難いことに管理者の立場で働かせて頂いています。

そうすると、部下である社員さんの不満を聞く機会も少なからずあります。

・時給をあげてほしい。

・もっと、正当な評価をしてほしい。

そういったものです。

管理する立場だと、彼らのモチベーションを上げ、パフォーマンスを向上させることが求められるわけですが、
チームがバラバラだといい組織はできません。

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不満を抱えながら、仕事をするのではなく、自分の役割を考えてみる。


仕事をしていて、自分の中で、
若い時に経験しておいてよかったことがあります。


それは、小学校から中学校までやっていた野球での経験です。

小学校時代も、中学校時代も僕は
『強者のチーム』に所属することができました。

小学校時代は、県大会で、全国大会まであと一歩のところまで、勝ち上がることができました。
(決勝で負けてしまい、準優勝でしたが、決勝の最後のバッターが自分でした。笑)

中学校でも、小学校ほどではありませんが、中総体(一年で最も大きな大会)で、
市の大会で優勝。県大会でも、地元のチームでは約10年ぶりに一回戦を勝ち抜くという快挙を成し遂げました。

しかし、所属しているチームが強い分、
選手間の競争も激しいものでした。

小学校時代は、5年生のころからレギュラーをはるヤツとの競争でした。

試合に出れても、絶対的なエースと4番がいました。

その中で、僕に与えられたのは、
8番ライトのポジション。
(いわゆる、ライパチというヤツです。)

バッティングは僕より得意なヤツが控えにもいました。

決して、
レギュラーが確定しているわけではない
状態でしたから、監督にはいつも不満を持っていました。

僕はイチローに憧れていたし、
たくさん打席に立ちたかったので、
1番打席が回る 1番を目指していました。

しかし、

・打席に立てば、スグに代打が送られる

・4番、ピッチャーのヤツはいつも試合に出て、チヤホヤされている

のを見て、彼らのようになりたいと憧れました。しかし、体が大きいわけでもなく、足が特別早くもない自分には、

『どうやら無理そうだ。』

と悟ってしまい、練習に中々身が入らない時期がありました。

加えて、1番辛いのは試合に出れない辛さです。

遠征も多くありましたから、集合は常に早いです。(朝5:30集合なんて日もありました。)

しかし、早起きしても、試合には出れるとは限らないんですよね。

だから、ベンチではいつもイライラ、イライラしていました。

『俺ならもっとやれる』

『試合で使ってくれ』


自分の反骨心はこの頃から養われたんだと思います。

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この経験は、社会に出て役だった


小学校〜中学校の時の部活ってやっぱり試合に出たほうがいいです。
試合での気づき、得た自信で何倍も伸びますからね。

ただ、この頃の経験をしていて今になってよかったなと感じることもあります。

職場での不満を抱えている人に、寄り添えるようになったとまでは言えませんが、何かしら不満を抱えてるのは痛いほどわかるんですよね。

『もっとやれるはずだ』

『自分の働きぶりからみて、今の待遇には満足いってない』

『アイツは、人を見る目がない』


なんて、口に出しては言わないけど、
やっぱりみんな不満を抱えています。

それを、

『面倒くせえな。』

『今の仕事ぶりからみれば、当然だろ』

といった突き放した対応をするのではなく、

『どうすれば、もっと力が発揮できるねか?』

『気持ちよく働いてもらうために、自分ができることは何か?』

という、前のめりな対処をしようと心がているのは、この野球部での経験があったからです。


サバイバルを勝ち抜くために、自分を変えた。


前のめりな気持ちで対処できても、
それは手前味噌でしなない場合もあります。

しかし、

『こういう風に考えてみたらどうだ?』

『こういう風な役割を期待しているんじゃないか?』

などと、自分に問いかけ続けることが必要であると学んだのも、野球部の経験からです。


憧れの1番や、エースや4番のヤツらにはなれそうにない。

では、どうすれば、自分は必要とされるのか。生き残るためには、何が必要かを考えました。

まず、バッティングは8番であれば、
そんなに期待されていないから、
まずは守備がしっかりできるようになろう。エラーを回避し、地味なカバーリングや、声掛けといった部分でまずは1番になろう。

ホームランは打てないから、
まずは、バントを必ず決めよう。

ヒットを打つ可能性も、他の人に比べて低いから、簡単にアウトにならないために、三振を少なくしよう。バットにボールを当てる技術を高めよう。

という風に考えました。

その技術を高めたことで、中学3年生の間は、出場回数が増えていきました。

中総体(最後の大会)では、優勝するまでフル出場を果たした。

なんだかんだで、必要とされる人になりたいという気持ちを持ち続けられたことが、この結果を生み出すことができたんだと思います。

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管理職となり、人に役割を与えることが『伸びる組織』を作る原動力となる。


この野球部での経験から学んだことが、
今の自分の仕事に対する取り組み方、
考え方に繋がったのではないかと思います。


自分の役割をしり、練習に目標が生まれ、目的を持った毎日を過ごすことができた経験をさらに活かしていきたいですし、


今不満を抱える人達に

『仕事への目的』や『チームに貢献する際の自分の役割』

を与えてあげることができるようになれば、これからも組織から必要とされる人間となれると、自分は信じています。


こういった観点は、僕がエースで4番のような人間であれば、まず気づかなかったでしょう。


自分は、運良くチームの中心ではなかった。不満もたくさんあった。

けれども、この経験を活かして、

これからも、

不満に寄り添い、役割を一緒になって考えていくそんな人間でありたいと思います。


有るを尽くす




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