ゴミ出しに達成感を覚えても、人生は前には進まない。〜見つめ直したい、”タスク”という考え方〜
どうも。
先ほど、ゴミを出し終え、
今月の目標の一つをクリアした
意識高い系(@steavejobs0814)です。
今回は、ゴミ出しについて、
思ったことを書きたいと思います。
僕の住んでいる所は、
火曜日の朝がゴミの回収日です。。月曜日の晩から明日はゴミ出しだ!と強く考えながらも、自宅でくつろいでいました。
この時、ゴミ出しというタスクは
⑴その日のうちにしなけれならないもの
⑵〆切が迫っているもの
⑶先送りできるもの
の3つのいずれかに分類できます。
僕の場合、月曜日の夜にくつろいでいれば、タスクとして、ゴミ出しは⑶になります。
しかし 、寝るのが少し遅れ、ゴミを出し忘れてしまいました。その段階で 、ゴミ出しというタスクは、火曜日の朝には ⑵になります。
起きたのが、9時。
ヤバい!回収まで、時間がない!
その瞬間 、ゴミ出しは ⑴に優先順位が上がります。
緊急性の高いタスクになったとたん 、自分は慌てて準備を進め、なんとかゴミ出しを終えることができました。
しかし、ゴミ出しを終えた瞬間にふと感じたことがありました。
『ゴミを出し終えただけで、何か人生が前向きに変わったとか、良くなったことは何一つやってないじゃないか。』と。
今回の例で見ると、締め切りで優先順位をつけるのはあまりいいことではありません。
僕のような考え方では、
いいことをした!
今日は頑張った!等といった錯覚が生まれてしまっていました。
しかし、現実には 、自分にとって意味のある成果を何も生みだせていないし、自分の人生に何の価値も与えていないのに高揚するという 、誤った達成感がありました。
それはなぜか?
締め切りが差し迫ると 、平凡なタスクが 「ドラマチック 」に変わるからです。ドラマチックに感じるせいで 、優先順位を高くつけてしてしまい、達成した興奮を覚えてしまうのです。
優先順位の考え方を改める必要がありそう
僕のように『〆切』を意識した
優先順位づけは人生にとってあまり良くない結果となりそうです。
効果的な優先順位づけのために
基準とすべきは 「結果 」です。
優先順位は 、行動を起こす前に価値と順序を割り当てるのが効果的なので 、事前に次のような問いかけをすることを加えました。
「このタスクを実行すると 、自分の人生にどんな結果がもたらされるか ? 」
という問いです。
そうすると、タスクは以下の分類ができます。
⑴人生によりよいものをもたらしてくれるもの
⑵他人と生きる上で、どうしても必要なもの
⑶やらなければ、ならないが、
人生には何の価値もないもの
となります。
ゴミ出しの例をもう一度考えみましょう。
この新しい優先順位のつけ方で 、ゴミ出しは ⑴⑵⑶どれに分類されるでしょうか?
答えは、⑶です。
僕がこれから行う新しい優先順位のつけ方では 、ゴミ出しのようなタスクは絶対に人生に大きく影響する成果を生みだすタスクとはならないからです。
また 、記録や評価もされないので 、 ⑵になることもありません。
これを完了させたからといって 、人生の実績を積んだことにはならないからです。
こうした⑶のようなタスクをしたことによって何かを生みだしたかのように感じるのは幻想にすぎず 、この幻想が 、実際に何かを生みだすうえで最大の障害となっていたのかもしれません。
本当に何かを生みだせるようになりたいなら 、
どのタスクを完了させたら何がもたらされるのかを正確に把握し 、
それに準じて行動することから始める必要があります。
ゴミを出したから、といって⑴に分類したタスクを完了させたと自分に言い聞かせてはいけないと思います。
人生におけるタスクの意義
僕は、今まで、〆切を重視した仕事の進め方を行ってきました。
Blogに関してもそうでした。
しかし、
Blogを書くのにも、2時間くらいは時間を要するし、仕事は毎日8時間あります。
その中で、いかに、
「このタスクを実行すると 、自分の人生にどんな結果がもたらされるか ? 」
ということを考え、
自分の人生にとってよりよいタスクをいくつこなせたか?
『前向きに取り組む』だけでなく、
タスクの意義を考えながら、
行動していきたいと思います。
有るを尽くす
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