話を聞くことが苦手な自分でも、耳に入ってくる言葉には、ある共通点があった。
『何回、言わせんだよ。』
確かに前にもそんなこと言ってたけど…
何回も言わせているのは自分のミスだけど…
彼の言葉は全く耳に入ってきませんでした。
自分の思い描いていることと、
相手の思い描いていることに
あまりにも違いがあって、
彼の言っていることには、現実味がないことを感じていました。
そして、彼の話は右から左へと流れていくのです。
そもそも、僕は人の話を聞くことが大の苦手です。
話を聞くことが苦手だから、
自分の価値観で判断したり、
聞き忘れることもしょっちゅう。
でも、彼と話ているときは、
もう聞きたくない!と体が拒否している感覚が自分の中の感覚にありました。
とにかく、彼の話にはトゲがある。
なんというか、物腰が全くやわらかないんですね…。
自分の体が疲れてるとか、つまらない話だな、と思うと全く話を聞かないんですが、彼の言葉には、全く重みを感じないし、説得力がない。
僕が話を聞くのが苦手といっても、
全く耳に入ってきませんでした。
話を聞かない自分だから、伝え方が大事
相手にちゃんと伝わる言葉になるには、
相手のメリットを考えて、
自分のメリットではなく、
相手のメリットを考えて、
刺さる言葉をチョイスするのが大切なんだ、と感じます。
そこには、
相手を『思いやる』気持ちがありました。
全く耳に入ってこない言葉には、
『思いやる』気持ちが1ミリも感じられませんでした。
話を聞くことが苦手な自分にも、
入ってくる言葉には、
『自分のことを考えてくれているんだな』
という気持ちが言わなくても、
言葉から伝わってきます。
僕は、
そんな人についていきたいと思うし、
一緒に仕事をしたい!
と考えます。
僕が、『思いやる』気持ちをもつために
相手を思いやる、と簡単に言ってきましたが、これはとても難しいことです。
だから、まずは、
『自分のこと』だけ考えたコトを話すんじゃなくて、
『相手のこと』をよく観察して、
そこから、伝えることを大切にしていきます。
有るを尽くす
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